コンタクトレンズにしたら・・・


ある意味、今年上半期一番の仰天ニュースだったかもしれない。台湾企業の鴻海精密工業がシャープを事実上買い取ったということは。シャープと言えばパナソニックやソニーと並んで日本を代表する家電メーカーだ。対する鴻海は日本で馴染みはないものの、iphoneの製造を請け負っている世界的なメーカーだ。ただし、シャープのように自社で開発した何かを持っておらずブランド力に乏しい。それにしても何がシャープをここまで追い詰めたのか?

シャープと言えば”液晶”と即座に返ってくるほどその液晶技術は優れている。特に亀山モデルと言われた液晶テレビの評価は高く、AQUOSブランドは一世を風靡した。しかし、それに頼り切ってしまって他社、特にサムスンなどが追い付いてきているのを危機と感じなかったのが響いた。

また、そのブランド意識及び名門意識ゆえ、ビジネスパートナーからことごとく嫌われていたという。そこへもってきて社長人事などをめぐる内紛劇が多く、徐々に体力をそがれていったようだ。そういえば、ソニーほどの技術力はなく、パナソニックほどの販売力もない。どこか中途半端なのがシャープだ。